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修理方法紹介ブログ

ゲーム機も修理します! Switchの液晶交換修理

スキルワンでは、iPhone、Androidスマホ、タブレットのほか、switchのようなゲーム機もご依頼があれば修理いたします!

今回は、衝撃によって液晶が割れてしまったNintendo Switchの液晶交換修理を行いましたのでご紹介します。

 

 

 

1.破損状況の確認

 

はじめはお電話にてご相談いただきました。

「落として画面が映らなくなってしまったが、表面は割れている様子がない」というお話から、内部の液晶だけ交換すれば再び映るようになると予想されました。

Switchの本体にはタッチ操作もできる液晶画面がありますが、これはタッチパネルと液晶パネルの2重構造になっています。

タッチパネル部分は粘り強い素材なので多少の衝撃も受け流せるようですが、反面液晶パネルはかなり割れやすいため、「タッチパネルは無事だったけど、液晶が壊れて映らなくなってしまった…」というトラブルが非常に多いです。

Switchをお使いの方は、落としたりぶつけたりしないよう十分注意して遊んでくださいね!

 

 

 

2.ご来店と端末の預り

 

電話でのヒアリングでほぼ修理箇所は特定できていましたが、念のため他に破損箇所がないかチェックを行うため、お客様に店舗までご足労いただきました。

お電話でお伺いした通り、一見ヒビなどはありませんがいくら操作しても画面がまったく映らず、わずかに液晶が光るのみ…

やはり液晶の交換が必要そうです。

その他に致命的な破損は見つからなかったため、取り急ぎ液晶交換を行う事となりました。

 

Switchの液晶は取り寄せとなりますため、パーツの到着と作業時間を合わせて2~3日ほどの期間がかかります。

パーツが届き次第改めて端末を持ってきていただくこともできますが、今回は「映らないから家に置いていても遊べないし…」ということで、店舗でSwitchを預り、終わり次第ご連絡差し上げることとなりました。

 

ちなみに、任天堂の公式HPからもSwitchの修理を申し込めるのですが、期間は10日~14日ほどかかるとHPに記載されており、夏休みや年末年始など繁忙期になるとさらに延びることもあるようです。

スキルワンでは通常1~2日程度でパーツを調達でき、作業自体は数時間あれば終わります。(パーツの在庫状況や繁忙期で変わる可能性はもちろんありますが、なるべく早く修理するようにしております!)

もしお早い修理をご希望の際はご相談くださいませ。

 

 

 

3.修理作業

 

パーツが店舗に届いたら、いよいよ修理作業の開始です。

比較的コンパクトで持ち運びやすいSwitchですが、内部には多数のパーツやネジ、ケーブルが詰まっていますので、壊さないよう慎重に取り外してゆきます。

分解前は何も映りませんでしたが、新しい液晶を仮付けし、充電ケーブルを挿し込んでみると、画面の左上に充電中のマークが映りました!やはり液晶を替えれば復活しそう!

 

新しい液晶が動作することを確認したら、パーツを本体に組み込んでゆきます。

タッチパネルと液晶の間にホコリやゴミが入り込まないよう、注意深く作業します…

 

 

 

4.修理完了!

 

Switchを組上げて改めて電源を入れると、綺麗に画面が映りました!修理成功です!

軽く動作チェックも行い、問題なくゲームを遊べることを確認してお返しとなりました。

 

 

 

さいごに:料金について

 

Nintendo Switchの液晶交換修理の料金は、12,980円(税込)となります。

※2022年5月現在

 

液晶以外の破損やトラブルについても対応しておりますので、Switchが壊れた!調子が悪い!というときはお気軽にお問い合わせくださいませ!

Wi-Fi接続できないNintendo Switch liteの修理

スキルワンはiPhone・androidスマホ、iPad、その他タブレットの修理を行っておりますが、NintendoSwitchの故障にも対応可能です。

今回は「Wi-Fiに接続できない」という症状が出ているSwitch Liteの修理をご紹介します。

 

Switch Liteは通常のSwitchを小型化し、コントローラーと液晶を一体化させて1つの携帯ゲーム機としたモデルで、持ち運びやすく値段も通常のSwitchより安いメリットがあります。

そんなSwitch Liteですが、基本的には無線LANでネットに接続する設計のため、無線LANが無いとネットワークプレイが非常にやりづらくなってしまいます。

専用のUSBハブを使えば有線LANでネットワークに接続できますが、USBハブは別売りですし、Switch Liteの最も大きな利点「持ち運びしやすい」という特徴が死んでしまうため、あまり有用とは言えません。

近年はネットワークプレイが前提のソフトも非常に多いですし、無線LANに接続できないと非常に不便です…。

 

Switchが正常であれば、本体設定から「インターネット」→「インターネット設定」を選択すると、接続可能な無線LANのアクセスポイントが一覧で表示されます。

しかし、今回のSwitch Liteの場合、画面上に無線LANのアクセスポイントが全く表示されず、本体がWi-Fiの電波を全く認識できていない状態でした。

当店に置いてあるスマホやPCでは正常に無線LANの一覧が表示され、問題なくネットに接続できることから、無線LANのルーターの問題ではなさそうです。

また、機内モードなどネットワーク接続を遮断する機能がONになっていないかもチェックしましたが、これも正常…

以上の点から、この症状はswitchの設定の問題やWi-Fiルーターの異常ではなく、switch内部の故障が原因である可能性が高いと結論づけられました。

 

Switchシリーズのようなゲーム機は、本体の制御基板(マザーボード)上で、ゲームの起動やデータの保存など重要な処理を行っています。

無線LAN通信も当然基板上で制御・処理されているため、今回は基板が故障している可能性が高いと思われました。

ということで、基板の修理を行ってみます。

 

Switch Liteを分解し、基板を慎重に取り出し、正常な箇所を傷つけないよう、慎重に作業を進めます…

作業にかかる時間は数時間程度。少し難易度の高い作業ではありましたが、その日のうちに終わらせることができました。

 

基板を修理した結果、元通り無線LANを認識できるようになり、画面上にアクセスポイントが表示されました!

当店では、Switchの修理も基本的にデータを消さず作業しております。

画面割れやアナログスティックの故障以外にも、こうした基板上の問題なども修理対応いたしますので、もしSwitchやSwitchLiteの故障・破損でお困りの際はぜひお気軽にご相談くださいませ!