Huawei P20lite 充電できない症状が修理で改善!

大阪駅前第二ビルの地下二階にあるスキルワン大阪梅田店に、Huawei P20 liteを修理してほしいというご依頼をいただきました。

その症状は

「充電ケーブルを挿し込んでもまったく充電されない

というもの。

結果的には修理は成功し元通り動くようになったのですが、少々珍しい状態でしたのでご紹介しようと思います!

 

端末の状態確認

はじめはお電話でご相談いただいたのですが、充電できないだけでなく

  • スピーカーが鳴らない
  • 誰かと電話をしても、こちらの声が相手に届かない

という症状もあるとのこと。

実際に店舗で端末の状態を確認してみると、お客様の言う通りの症状に加え、さらにバイブレーターも動いていないことがわかりました。

同時に複数の機能が動かなくなるような故障は珍しいのですが、動かない箇所にはある法則性があることがわかりました

 

故障箇所の特定

P20liteは本体の動作を司るメイン基板のほか、補助的な役割を果たすサブ基板が内蔵されています。

このサブ基板が主に制御しているパーツは下記の4つ

  • 充電ポート
  • スピーカー
  • 通話用マイク
  • バイブレーター

そう、ちょうど今回動かなくなっている箇所とぴったり一致するのです。

このことから、何らかの原因でサブ基板が丸ごと故障していると予想されました。

 

修理作業

実際にP20liteを分解してみると、やはりサブ基板の故障が原因でした。

 

サブ基板はメイン基板とケーブルで接続されているのですが、本来なら強固にはんだ付けされているはずのサブ基板のケーブルコネクター(写真の赤丸の部品)が、基板から丸ごと取れてしまっています。

コネクターの破損によりサブ基板からの信号が丸ごと遮断されたため、充電はおろか接続されている全てのパーツが動作しなくなっていた…というわけですね。

 

幸いサブ基板は簡単に交換可能で在庫もありましたので、即日でパーツ交換してのご返却できました。

なお、サブ基板にはとくにデータが保存されているわけでもありませんから、当然データも全て修理する前のまま残っています。

 

修理代金と時間

今回の修理代金は10,780円(税込)となりました。かかった時間は受付を含めて1時間程度で、比較的早くお返しできたかと思います。

スキルワン大阪梅田店では、Huawei系スマートフォンやタブレットの修理に幅広く対応しております。今回のように即日で修理が完了することも非常に多いので、もしも故障でお困りの方がおられましたら是非ご相談ください!