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Wi-Fi接続できないNintendo Switch liteの修理

スキルワンはiPhone・androidスマホ、iPad、その他タブレットの修理を行っておりますが、NintendoSwitchの故障にも対応可能です。

今回は「Wi-Fiに接続できない」という症状が出ているSwitch Liteの修理をご紹介します。

 

Switch Liteは通常のSwitchを小型化し、コントローラーと液晶を一体化させて1つの携帯ゲーム機としたモデルで、持ち運びやすく値段も通常のSwitchより安いメリットがあります。

そんなSwitch Liteですが、基本的には無線LANでネットに接続する設計のため、無線LANが無いとネットワークプレイが非常にやりづらくなってしまいます。

専用のUSBハブを使えば有線LANでネットワークに接続できますが、USBハブは別売りですし、Switch Liteの最も大きな利点「持ち運びしやすい」という特徴が死んでしまうため、あまり有用とは言えません。

近年はネットワークプレイが前提のソフトも非常に多いですし、無線LANに接続できないと非常に不便です…。

 

Switchが正常であれば、本体設定から「インターネット」→「インターネット設定」を選択すると、接続可能な無線LANのアクセスポイントが一覧で表示されます。

しかし、今回のSwitch Liteの場合、画面上に無線LANのアクセスポイントが全く表示されず、本体がWi-Fiの電波を全く認識できていない状態でした。

当店に置いてあるスマホやPCでは正常に無線LANの一覧が表示され、問題なくネットに接続できることから、無線LANのルーターの問題ではなさそうです。

また、機内モードなどネットワーク接続を遮断する機能がONになっていないかもチェックしましたが、これも正常…

以上の点から、この症状はswitchの設定の問題やWi-Fiルーターの異常ではなく、switch内部の故障が原因である可能性が高いと結論づけられました。

 

Switchシリーズのようなゲーム機は、本体の制御基板(マザーボード)上で、ゲームの起動やデータの保存など重要な処理を行っています。

無線LAN通信も当然基板上で制御・処理されているため、今回は基板が故障している可能性が高いと思われました。

ということで、基板の修理を行ってみます。

 

Switch Liteを分解し、基板を慎重に取り出し、正常な箇所を傷つけないよう、慎重に作業を進めます…

作業にかかる時間は数時間程度。少し難易度の高い作業ではありましたが、その日のうちに終わらせることができました。

 

基板を修理した結果、元通り無線LANを認識できるようになり、画面上にアクセスポイントが表示されました!

当店では、Switchの修理も基本的にデータを消さず作業しております。

画面割れやアナログスティックの故障以外にも、こうした基板上の問題なども修理対応いたしますので、もしSwitchやSwitchLiteの故障・破損でお困りの際はぜひお気軽にご相談くださいませ!