iPhone修理事業者の種類と、メリット・デメリット解説

iPhoneの修理を受け付けてくれる窓口や事業者は数多くありますが、それぞれの窓口の特徴を把握しておかないと、余計な手間がかかったり、思っていたようなサービスを受けられないといったトラブルが起こりがちです。

しかし、生活必需品であるスマホが突然壊れて慌てているときに、冷静に分析して判断しろというのも無茶な話…

というわけで、iPhoneの修理対応をしてくれる代表的な窓口と、それぞれのメリット・デメリットを簡潔にまとめてご紹介します。

 

 

◆AppleStore

AppleStore銀座 ウィキペディアより引用

kanesue, CC 表示 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=55118851による

 

全国に10店舗あるAppleの直営店「AppleStore」内には「Genius Bar」という部署があり、専門のスタッフによる各種アフターサポートを受けられます。もちろん、iPhoneの修理も可能です。

●AppleStoreの修理依頼はこちらのリンクから

 

メリット

・メーカー直営店で専門スタッフからサービスを受けられるので、安心感は一番といえるでしょう

・修理に使用するパーツは純正品です。画面などは純正と非純正で性能に差が出ることがあるので、品質をなによりも重視したい!と言う方はAppleStoreでの修理がおすすめです。

 

デメリット

場合によってはデータが消去されることがあります。毎回必ずデータを消去するわけではないようですが、自力でバックアップが取れない状態だった場合、データが消えることを覚悟しなければなりません。

・修理は完全予約制のため、飛び込みで修理は受け付けてくれません。

・全国に10店舗しかないため、常に混み合っています。修理の予約枠が取りにくいことも多いようですね。

・予約はネットからで、AppleIDとパスワードを入力する必要があります。AppleIDに登録していなかったり、IDやパスワードを忘れてしまうと、修理サービスを受けるのは非常に困難になります。

 

 

◆キャリアショップ

docomo、au、Softbankの3大キャリアで購入したスマホなら、各キャリアショップ(携帯ショップ)でも修理は受け付けてもらえます

docomo オンライン修理依頼

au 修理依頼

Softbank 修理依頼

なお、3大キャリア以外の格安SIMの場合、キャリアショップでの修理対応は行っていない場合が多いです。AppleStoreなど別の手段を使いましょう。

 

メリット

・キャリアが用意している「あんしん保証パック」などの有償の保証サービスに事前に加入していれば、格安で修理してもらえます。

・日数がかかる場合は代替機を貸してくれることが多いです

 

デメリット

・キャリアショップ本来の役割は「回線契約やスマホ購入の窓口」なので、故障やトラブルに精通したスタッフが少ない(もしくはいない)傾向が強く、どうしてもマニュアル通りの対応しかできないパターンが多いです。臨機応変な対応や、高度な修理対応は難しいかもしれません。

・キャリアショップはその場では修理はできませんので、一旦預かって修理部署や工場等に送る形になります。修理から帰ってくるまでに1~2週間はかかることが多いです。

・店舗にもよりますが、修理も新規契約も機種変更も同じ窓口で対応するため、順番待ちが長くなりがちです。

 

◆町の修理屋さん(正規サービスプロバイダ)

 

iPhone修理店の中でも、Appleの認可を受けて営業している事業者を「正規サービスプロバイダ」と呼びます。

2023年現在、正規サービスプロバイダとして店舗を展開している主な事業者は下記の3つです。

ビックカメラ

カメラのキタムラ

クイックガレージ

 

メリット

・Appleが認可した事業者なので、純正パーツを使用した修理サービスを受けられます。

・修理は即日で終わることが多く、AppleStoreほどは混み合っていないため、予約も比較的取りやすいようです

 

デメリット

・大都市圏は比較的店舗数は多いですが、地方は展開数が少なく、県によっては正規サービスプロバイダが全くないところもあります。

・事業者によってルールは変わりますが、予約必須、飛び込み来店不可のお店が多いようです。

・修理する時は高確率でデータが初期化されます。バックアップが取れない状態だった場合、データはほぼ諦めるしかないでしょう

 

◆町の修理屋さん(非正規店)

正規サービスプロバイダではないiPhone修理事業者は、Appleやキャリア、正規サービスプロバイダの修理サービスとは別に、独自に修理用パーツや設備を用意してiPhoneの修理を行っています。基板修理など、正規サービスプロバイダではやってくれない分野の修理や、iPhone以外のスマホ修理でも対応してくれる店舗も多く存在します。

 

メリット

データを消去せずに修理してくれるため、バックアップが取れない状態でも安心です

予約不要かつ即日で修理してくれるお店も多いです。

・何らかの登録や書類も不要で、破損したiPhoneを預けるだけでOKなので、受付が非常にスムーズです。

・代金はピンキリですが、正規店と比べると修理代が安い事業者が多いです。

 

デメリット

・使用されるパーツは非純正品です。近年は非純正パーツの質もかなり向上してきていますが、細かな性能は純正品とは異なります。

・サービスの質が店舗や事業者ごとにバラバラなので、ユーザーの側である程度判断しなければなりません。特に、修理代金が相場よりかなり安い激安店は、その分パーツの質やサービスは低下する可能性が高いです。

 

どのiPhone修理店が一番いいのか?

iPhone修理事業者は数多くありますが、それぞれメリット・デメリットがあり、どれが最適かは人によって異なってきます。

◆費用や手間はいとわないので、最上のサービスや品質を求める人→AppleStore・正規サービスプロバイダ

◆手早く簡潔なサービスを好む人や、データを残したままiPhoneを修理したい人→非正規の修理店

◆キャリアの保険に入っている人、機種変更も視野に入れて相談したい人→キャリアショップ

上記はあくまでも一例ですが、このように自分の目的を考慮して問い合わせる窓口を使い分けるとよいでしょう。

 

スキルワンは、今回紹介したiPhone修理事業者の中では非正規店に属します。

iPhoneだけでなく、Androidスマホや各種タブレットの修理も手掛けており、他の修理店ではあまりやっていないような内容の修理も手掛けています。

カバーできる範囲の広さをウリにしておりますので、他の修理店さんでは断られたようなものもお気軽にご相談くださいませ。

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